精神科通院・受診の搬送サポート

精神疾患を抱える方にとって、定期的な通院は治療を継続する上でとても重要です。しかし、公共交通機関の利用が難しかったり、ご家族の付き添いが困難なケースも少なくありません。精神介護タクシーでは、ご自宅から医療機関までを安全・安心に送り届けることに加え、乗車中の不安や不穏な状態にも配慮した対応を行います。ドライバーは精神疾患への理解を持ち、穏やかに声かけをしながらサポート。必要に応じて看護師の同行も可能です。

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入院・転院時の精神科病院への搬送

精神状態が不安定な場合、一般のタクシーや救急搬送では対応が難しいことがあります。精神介護タクシーでは、精神科専門病院への入院や転院にも対応しており、患者さまの状態に応じた安全な移送が可能です。搬送前には病院・ご家族としっかりと情報を共有し、万が一の状況にも備えた体制で出発。拘束ではなく「安心できる環境」をつくることを大切にしています。無理のないコミュニケーションを心がけ、ストレスを最小限にした移動を行います。

訪問診療・デイケア・作業所などへの送迎

精神疾患をお持ちの方が日常生活を取り戻すための一環として、訪問診療やデイケア、就労支援施設(B型作業所など)への通所も重要です。精神介護タクシーは、こうした通所支援の移動も柔軟に対応しています。毎週決まった曜日・時間帯に送迎を行う「定期契約」もご相談ください。ご本人の安心感と生活リズムの安定につながります。また、急なキャンセルや変更にも対応しやすい体制を整えており、ご家族の負担も大きく軽減されます。

ご家族や支援者との連携による対応

精神疾患のある方の移送では、ご本人の状態やトリガー(不安を引き起こす要因)を事前に把握しておくことが非常に大切です。精神介護タクシーでは、出発前にご家族や主治医、ケースワーカーなどと情報を共有し、その方に合った対応を心がけます。例えば「静かな音楽があると落ち着く」「男性より女性スタッフが安心できる」など、細やかな希望にも配慮。単なる移動手段ではなく、信頼できる支援の一環としてサポートします。

緊急時・夜間の精神搬送支援(任意入院等)

突発的に症状が悪化した際、ご家族や支援者の判断で「任意入院」を行う必要が出ることがあります。こうした場面でも精神介護タクシーは対応可能です。警察や救急に頼らず、できるだけ穏やかな方法で搬送を行うことを目指します。深夜や早朝にも対応できる体制を整えており、ご本人へのストレスを最小限に抑えた移動を提供。搬送中は状況に応じて看護師や専門スタッフの同乗も可能で、緊急時でも落ち着いて対応できます。